まさか自分も?ストレス性疾患の紹介
現代社会で問題となっているストレス性疾患。
沢山の人がストレス性の病気で悩んでいます。
このページでは、代表的なストレス性の病気の紹介をします。
1 心臓神経症
心電図・心エコーなどでは異常は認められないのですが、下記のようなパニック症状を起こします。
・呼吸困難
・めまい、ふらつき
・動悸
・身震い、発汗、知覚異常
・突然の熱感や四肢の冷たくなる感じ
・胸部不快感や痛み
・死ぬのではないかという恐怖
これらの症状は自律神経のバランス異常が原因ではないかといわれています。
一度パニック発作の恐怖を味わうと「また起こるのでは」という不安感(予期不安)が生じ、
それにより、交感神経が緊張し、再び発作を起こしてしまいます。
2 神経性胃炎
交感神経の緊張状態が続くと胃酸分泌が多くなり、胃粘膜の炎症をきたします。
・食後のみぞおちの痛み
・食欲不振
・もたれ
・吐き気
空腹時の痛みや便のタール状変化などの症状が加わる時は、潰瘍の危険もあります。
3 蕁麻疹(じんましん)
全身のかゆみや発疹などの症状が出ます。
4 過敏性大腸症候群
自律神経のバランスの乱れによって起きるおなかの運動異常です。
・急激な腹痛
・便秘と下痢の繰り返し
・腹部膨満感や不安感
5 肩こり
上肢の血液循環が悪くなる為に起こります。酷くなると・・・
・筋緊張性頭痛
・吐き気
6 コンピュータによるテクノ不安症
パソコンに違和感や苦手意識がある人に起こりやすい現代病です。
・眼の疲れ
・頭痛
・仕事に対する嫌悪感
・立ちくらみ
・イライラ
・食欲不振
・意欲低下
・気力減退
この病気は酷くなると抑うつ気分に陥ります
7 テクノ依存症
この症状も現代病の代表例で、考え方やライフスタイルがコンピュータに支配され、外界との接触がなくなり、人付き合いが希薄になってしまう症状をいいます。
8 偏頭痛
頭痛の前駆症状として、下記の症状があります。
・目の前がチカチカした感じがあり、続いて片側の激しい締め付けられるような痛み、吐き気で数時間苦しむ。
この症状は、潔癖症、几帳面、競争好き、支配心の強い人に起こりやすいと言われています。
また、怒りを抑え続けると発症します。
9 不眠症
ストレスから来る2種類の不眠症があります。
・うつ病型不眠:寝つきは良いのに2〜3時間で目が覚め、眠れない
・神経型不眠:寝つきが悪いが、一度寝るとぐっすりと眠れる。
このように、様々な形で目に見えない「ストレス」が、
身体を蝕んていることがお分かり頂けると思います。
日々のストレス解消は、生活していく上でとても重要なのです。
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